Internet Computer 価格（ICP）JPY

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インターネットコンピュータ（Internet Computer ：ICP）は、DFINITY Foundation によって開発されたプロトコルであり、無制限の容量でWeb速度で実行されるブロックチェーン。

ICPブロックチェーンは、通常のウェブ速度で動作する世界初のブロックチェーンである。IPCブロックチェーンのユーザーは、ICPを利用しすることでブロックチェーンネットワークに参加し、ガバナンスに携わることができる。

ICPネットワークは、「公衆インターネット上にコードを直接打ち込む」ようなイメージで、開発者によるウェブサイト、企業ITシステム、インターネットサービス、分散型金融（DeFi）アプリケーションなどの構築を効率的に実現することを支援することを目指している。

インターネットコンピュータ（ICP）の特徴

1．高速なスマートコントラクトの実現

ICPのプロトコルを使えば、私たちが普段段利用しているインターネットと同じ速度で、スマートコントラクトが実行される。その結果、ICPのブロックチェーンネットワークを使用すれば、オンプレミス型のサーバーや、AWSのようなtoB向けのクラウドを利用する必要がなく、誰もがインターネット上でウェブサイトの公開やネットサービスの提供ができるようになる。

2．Network Nervous System （NNS）による独自ネットワーク

ICPブロックチェーンの主な目的は、GAFAのような中央集権的なネットワークではなく、非中央集権的で個人が自由に利用可能なインターネットを構築することである。そのため、ICPでは、既存のブロックチェーンとは異なる「Network Nervous System（NNS）」と呼ばれる独自のネットワークを構築。NSSを利用することで、従来のネットワークに比べ、より非中央集権的で安全なインターネットサービスを構築することが可能となる。

3．NNSによるステーキングが可能

ICPが独自のネットワーク「NNS」上でのステーキングが可能。ICPのステーキングとは、ICPネットワークのトークンをブロックチェーンのネットワーク上に預けておくことで、一定数のICPトークンがが付与される仕組みだ。一定期間もしくは一定数のトークンを保有すると、ネットワークガバナンスの運営を決める投票に参加することも可能。

4．DeFiを活用したエコシステム

ICPは、従来の中央集権的なネットワークではなく、分散型金融（DeFi）を活用しており、通常のインターネット上で稼働するソフトウェア開発などにフォーカスしている。

インターネットコンピュータ（ICP）今後の見通し・将来性

ICPのブロックチェーンネットワークを使えば、これまでITサービスに必須だったサーバーやクラウドを使う必要がなくなるため、ITサービスの運用コストをかなり抑えることができる。このようなICPの技術的な革新性から、市場や投資家から非常に高い評価を獲得している。

また、DFINITY財団は2021年9月に、ICPのネットワークをビットコインのネットワークに接続することを発表した。この接続は2021年7月にICPのコミュニティ運営者が発案し、同年9月にコミュニティ参加者の投票に承認された。ICP上にBTCのledgerを作りだすことで、BTC上のオンチェーン上の取引を実行することで、より高速かつ低価格でBTCのトランザクションを処理することも可能となる。

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